スーツケースの修理:BRIEFING T-1 ブリーフィング

BRIEFING キャリーケース 修理大作戦!

7年使っているブリーフィングのスーツケース T-1、出張やら機材運びに愛用していたが、ついにキャスターが割れた。猛暑の中、酒瓶をたくさん入れて運んでいたら溶けるように割れてしまった。

近所の修理屋では断られた

修理先を探すためiPhoneで写真を撮って、近所(高円寺近辺)のバッグ修理屋に相談に廻るも全て修理を断られてしまった。どうやらキャスターの構造が複雑で簡単には直せないらしい。おそらくキャスターユニットを一度スーツケース本体から外し、車軸を切断して車輪を外し、新しい車軸+車輪をつけて、本体に装着して完成って工程なのかなと想像すると・・・確かに手間がかかる、技術も必要そうだ。断られるのもなんとなく理解ができた。

ネットで修理屋さんを探す

検索ワードは「BRIEFING スーツケース 修理」。いくつかのサイトに修理事例が載っていてひと安心。その中から運賃の安い都内の業者さんを選び、まずは問合せフォームからコンタクトした。すぐに概算見積と納期をご返信いただき、元払いでスーツケースを業者さんへ送った。

今回お世話になった修理屋さんは、東京都文京区のカバン修理専門店 スレッドアンドニードルさん。

Screenshot of threadandneedle.net

カバン修理専門店 スレッドアンドニードル

スレッドアンドニードルさんへスーツケースが届くと先方がバッグの状態を確認し正式な見積もりがメールされてきた。納得の上で費用を銀行振り込みし作業開始いただく。

修理完了!

スーツケースを送って20日、先方から修理が完了した旨メールが届き、その翌日修理品が自宅へ到着。ピカピカになった新品キャスターが美しい!

このBRIEFING T-1はすでに廃盤になっていて、新品を買うことは難しく、どうしても出来る限り最良の状態に戻したかったので非常に満足、とても満足、ああ満足(くどい)。野暮な話だが、かかった費用は往復運賃含み総額16,000円程度。パーツ原価、技術の対価、そして自分自身の安心と満足を鑑みると納得の費用かと捉えている。

バッグ、財布、メガネ、カメラ、オーディオ、どれも修理したり買い直したりしながら同じものを長く使っている。自分が使うもの、周りに置くもの、どうしてもこだわってしまう。ゆえにここぞの買い物の時は吟味するので「買い換え」が非常に億劫だ。せっかく吟味して買ったのに、同じカテゴリのものを再度吟味するのは非常につらい。良いものを長く愛用すること、その中で避けることができない故障やトラブル、そんな折に修理や対応をしてくれるプロの存在は非常にありがたい限りだ。

今回お世話になったカバン修理専門店 スレッドアンドニードル

〒113-0021 東京都文京区本駒込6-13-1
TEL: 03-6304-1281
threadandneedle.net@gmail.com
営業時間:11~19時
定休日:なし

BRIEFING

1998年にミル・スペックに準拠した真の「ミリタリズム」を追及し、卓越した機能美を持つラゲッジレーベルとして誕生したBRIEFING。
アメリカが本気で生み出す強靱なパーツや最高峰の技術や機能を、タウンユースモデルに落とし込み、それぞれのシーンにフィットするよう研究・開発を進めてきました。 ブランド誕生から20年、バッグを通して皆様のライフスタイルに寄り添えるブランドとして進化を続けています。